端午の節句『色』豆知識
端午の節句に飾る鯉のぼりは、男の子の立身出世の象徴です。
大きな黒い真鯉はお父さん、赤い緋鯉はお母さん、青や緑は子供たち、黄緑、黄色、オレンジや紫など色々な色は、女の子や二男、三男・・・のお子さんのためにあります。
鮮やかな五色の吹き流しは子供の無事な成長を願っての魔よけ。
端午の節句に飾る鯉のぼりの色には、きちんと意味があります。
それから黒や金の鎧兜は危険から身を護り、男の子の病気や災害から護るため。
深緑の葉で包まれた柏餅は、新芽が出るまで古い芽が枯れないことから、家系が絶えない、子孫繁栄を願う縁起餅
紫色の菖蒲は、邪気を払う無病息災を祈願する花。
端午の節句の色には、子供の成長や安全を祈り、家系を護り続ける深い意味があることを知ったおかげで、五月人形の飾り付けが楽しくなりました。
柏餅を食べる意味を知ることで美味しさが増しました。
日本の伝統行事の色彩には、一年を無事に過ごすため、無事に迎えるための色の効果が込められています。
五月五日のこどもの日、紫色の菖蒲を飾り、端午の節句を迎えたいと思います。
端午の節句『色』豆知識が、みなさまのお役になれれば嬉しいです。
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2018年05月01日 09:22